つき合って一緒に沈むのはいやだけど
前記事の小説『嫌ブス権』はどうでしたか? 小説などという不慣れな手法をとったので、まあいろいろと「不適切」な表現で不快な気分を持った方もおられましょう。しかしながら、「不適切」と言うならよっぽど今の世の中のほうが不適切だろうと、ぼくは思います。もし当該小説を読んで不快感を持たれた方がおられましたら、もっと大きな不適切に対して更なる不快感を持ってくださることを期待します。
かつて成人男子の九十五パーセントが喫煙者だったこともある国で、たばこがここまで世間から嫌われ者になるとは、その頃に生れ落ち、日常的に煙に「被曝」しながらも特段不都合なく育ってきた者としては、ちょっと異様なものを感じる。キセルがトレードマークであった鬼平犯科帳の長谷川平蔵でさえ、時折作られる新作ドラマではキセルのシーンがまったくなくなってしまった。この春から、JR東海の在来線では喫煙所がなくなってしまい、京都でもタクシーがほぼ全面禁煙になった。
うちの近所の大学では構内完全禁煙とノボリが立っている。これからは大学でもたばこを吸うと停学にでもなるのか? まあ、最近は大学生も「学生」と呼ばれず「生徒」と言われるぐらいだから、しゃあなしか。高校生みたいに停学にでもなんでもなっておくれ。それにしても、学生自治とかそんな言葉はすでに死語なんだろうなあ。こうしたことを決めた大学職員
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