振り返れば魔法使い

あちらを立てれば、こちらが立たず。


よくあることだ。


そういうときの、切り札みたいな言葉はないのかなと思った。

あちらもこちらも、一言で同時に立ててしまうような魔法の言葉。

どっちも立てなかったのに、立てたことになってるような、もは魔法を。


「おまえら男だ( 高田延彦 )」


でも相手が女のひとだったらどうしよう。PRIDEももうなくなっちゃったし、そんなに効き目はファンタジーじゃないかもしれない。

手をかざして「ピロリロリ( ドラクエとかの回復系呪文 )」


痛い。


みつをのポエムを読む。


苦い。


前の会社で、ときどき回復系呪文はピロリロ唱えていた。今思えば、どうしてそんなことをしていたのだろうと思う。そんな記憶は消えてしまえばいい。円周率の途方もない数字のオンパレードのどっか一箇所に挟まって、見失ってしまえばいい。

もしくはそんないたたまれない思い出さえよかったものとして立ててしまえるような、応用の効く魔法を僕は探している。


たぶん、具体的な言葉じゃだめなんだろうな、と思う。言葉は意味があるから。

そしたら、こちらもあちらも立てるというより、カオスで混沌を呼び込んで相対関係とかめちゃくちゃにしちゃえば、どっちが立ってるのか分からなくなって、あとは平和国家日本の中で「まあ無事でよかった」という雰囲気が形成されて、ものごとは四捨五入的にすべてよかったということになるだろう。


叫びたい。

いや、もっと紳士がいい。


問いかけたい。

なにを問いかけよう。そうか、なにかを弁解しようとしてばかりいるから、あちらを立てるこちらを立てる、どっちを立てるという話になってしまうのだ。

問いかけるのか。


「どちらですか?」


いいかもしれない。あいまいで。紳士がいいのなら、

「どちら様ですか?」

いい感じだ。

昨日、キックオフしたプロジェクトで実際にあったこと。


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よこぎり中
2007/12/22




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