都議選告示、東京の福祉切捨てにびっくり仰天の連続総選挙に連動する東京都議会議員選挙が昨日告示された。東京都民ではないが重大な関心がある。わたし的に愛読紙である「しんぶん赤旗」に載った共産党志位委員長の第一声をなにげなく読んでいくと、いくつもの「びっくり仰天」があった。まずは政党の対決構図である。民主党という党は国政では自民・公明の与党と「対決」しているように見えるが、都政ではこの4年間、石原都知事が提案した議案1149件の99.3%にあたる1140件に都議会民主党は賛成したことを報告。これでは正真正銘の「オール与党」である。にもかかわらず都議選で民主党は野党ぶっているという。民主党は破綻した新銀行東京について「夢とロマンの持てる新銀行」と持ち上げ賛成しておきながら、選挙では「都政史上最悪の失策」「1000億円の血税が消えた」なんて批判しているという。それを言うなら「『都民の皆さん、ごめんなさい』と謝るのが先でないか」と志位委員長。高齢者福祉では驚き桃の木である。10年前に石原知事が誕生したとき、「なにがぜいたくかといえばまず福祉」と述べたのは有名な話だがその切捨てぶりである。65歳以上の医療費助成制度の廃止、シルバーパスの無料から有料化、特別養護老人ホームへの各種補助の廃止などで10年前は全国第2位だった老人福祉費が今や47位(総務相の公式データ)。おかげで特養ホームの待機者が4万人近くもいる。都内のある施設では、4LDKのマンションの一室をベニヤで細かく区切って、なんと10人ものお年よりを詰め込んでいるそうである。まるでお年寄りを「貧困ビジネス」の餌食にしているような首都東京の高齢者福祉。ショックである。いくらなんでもこのひどさは私の地方では聞いたことがない。高齢者福祉の予算はお年寄りが増えているのに、率はもちろん、金額でも476億円の減。これを公明党は「全国1」と言うのもまたびっくり。つづいて都立病院つぶしを進める自公民オール与党である。
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