便利かどうかは使えてこそ!

この日本では電子辞書を持っている人って何%くらいなんですかね?

と、突拍子もない質問ですが、私は大学に入学するまで(つまり26歳まで)持っていませんでした。それまでの学生生活はすべて紙の辞書に頼っていたわけです。

留学生の電子辞書普及率を見ると、それはかなり高いものだと思われます。韓国、中国だったらほぼ持っているんじゃないかしら。みんな日本へ来るまえに国で買うみたいですね。今、紙の辞書を毎日持ってくる学生さんってそうそういないんじゃないかなぁ。(何の辞書も持ってこない驚くべき学生はおりますが。怒)

日本へ来て辞書の類で困るのは、非漢字圏の学生さんたちです。紙の辞書も、電子辞書も、韓国語や中国語のような十分なものがないからです。昔、ベトナムの学生さんが唯一持っていた紙の辞書なんて、見た目は大きいサイズの英和辞書くらいなのに文字のフォントが12ptぐらい…重いのに単語数は少なくて非常にかわいそうでした。

初級レベルの語彙は、教員ががんばったり、単語数の少ない辞書を引いたりしてなんとかなることが多いのですが、中・上級レベルになるともう絶対に無理で、学生さんに辞書を買ってもらうようにしています。できれば電子辞書で「手書き機能」のついているものを。

それでもキーボードがあればそれを使ったほうが早いことがありますよね。(つまり漢字が難しくて書けないとか…)しかし、キーボードにはキーボードの問題があって、日々非漢字圏の学生さんたちを苦しめています。

「センセイ、『がっこう』の小さい『っ』ができない…」
「センセイ、『テーマ』の『ー』、どこ…?」
「センセイ、『スウェーデン』の『ウェ』って…?」


使いこなせれば強い味方となる「電子辞書」。
しかし、味方にするまでには多くの試練が必要なようで……

早く味方にしてさっさと本来の勉強に戻ってくれることを、心から願うまぁセンセイです。

にほんごをまなぶヒトビト
2007/07/23




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