本当は恐ろしいグリム童話

これ系の本って結構沢山出ていますよね。
約10年前に、同じような本を友人に借りて読んだことがあります。
それだけ、グリム兄弟や彼らの遺したものは興味深い、ということでしょうね。

「恐ろしい」という表現は私の感性にはピンときませんが、
そもそも、言い伝えや伝承って「残虐」なものが多いですよね。
それは例えば、寓意が込められているからなのかな?
う~ん、難しいことは私にはわからないです。

この本は隊長の持ち物であり、私にとっても再読本。
数日前に読んだのに、なんだかこの備忘録を書くのはためらわれて。

それはこの本の構成の、
特に最後に収録されている「ねむの木」というお話の後味の悪さ。
なんとも言えない、嫌~な気分になっちゃって、
しばらく呆けてました。

このお話は、勧善懲悪的で、
見方によればハッピーエンドと言えなくもないです。
でも、悪が完膚なきまでに叩きのめされ、踏みにじられ、
そのあまりに救いどころのないエンディングの後味の悪さ。

ゴメンナサイ、
私やっぱり、この「善悪サッパリ」キリスト教的なの、苦手です。

私は「悪人正機」が骨の髄にまでしみ込んだ(この表現もどうなのか?)
浄土真宗です、親鸞さまが好きです。

これが、文化の差なのかな?
おどろおどろしさは感じないけれど、
本当に「後味の悪い」グリム童話、でした。

基本的には嫌いじゃないんですけどね。
ラプンツェルなんかは、ロマンチックさも情熱も同時に感じるし・・・。

興味のある人は、一読をお勧めですね。
ネタばれちゃうと面白くないので、敢えて内容には触れず。
ふふふです。




[本当は恐ろしいグリム童話]

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■本【は】
2006/11/11




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