日本型社会主義はいかが?

 資本主義というのは、労働者が加工したモノを売り、加工で得られる付加価値と労働者に分配する価値との差を蓄積して成長を志向するものです。そこでは労働者に分配する価値を下げる圧力が常に働きます。従って、富を蓄積する資本家以外の労働者はすべて搾取の対象となり、原理的に貧富の差が発生する構造となります。これが身近なところでは派遣切り、グローバルには南北問題と、あらゆるところに格差を生む原因になっています。

そこで、日本だけでも資本主義を止めて社会主義に転換するというのはどうでしょう?
和を重んじ、突出を嫌う日本は、実は社会主義が一番似合う国民性ではないかと思う。
今までの社会主義が失敗した原因は、行き過ぎた平等主義と、一部の特権階級による権力の独占です。
そこで、競争と公平をバランスさせ、特権階級の固定化を防いで、日本をひとつの会社のようにしてしまうのです。日本株式会社。

すべての企業は国有化して、産業のコントロールを行う。企業で言えばGEのようなコングロマリット経営です。国家の持続的な成長を目的にして事業ポートフォリオを考えます。
仕組み的に失業者は発生させず、どんな人もなんらかの職業について働くものとします。働かざるもの食うべからず。給料は、グレード、役割によって違うものとしますが、基本的に格差はゆるやかにする。経営者と平社員の格差の小さい日本企業みたいなものです。職業および収入情報は国がもっているので、ニートやアングラ産業は発生しにくい構造となります。
 重点産業は、農林水産業と医療、環境分野でしょうか。基礎技術としてはバイオ、電子、ソフトウェア。半導体のように、大規模な投資が必要な産業分野は、しばしば国家のバックアップが勝負を分けたりします。国の基幹技術には国家のリソースを惜しみなく投入して何が何でも世界のイニシアチブをとる。これで国際社会での競争力を確保します。 農林水産業は国の足腰です。従事する人口及び生産性の向上は国家が主導したほうが早いでしょう。

そして、国家としてもっとも力を入れるのは、教育です。基本無料にすべきでしょう。読み書きそろばんより重要視するのは、利他と勤労の価値観です。国民が利己的になったり勤勉でなくなったりするとたちまち社会主義は崩壊してしまいます。「利他」と「勤労」の価値観を評価するような社会システムにし、人様のために良く働く人が社会的に重要なポジションに位置し、相応の処遇を受けるようにします。日本はこのような価値観の下地はある程度あるので、なじみやすいんじゃないでしょうか。
 そして、社会主義の場合、指導層のリーダーシップがすべての鍵をにぎるので、エリート教育を徹底させます。家柄や資産に関係なく、優秀な学生にはどんどん投資して最高

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日記・コラム・つぶやき
2009/02/04




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