アジサイのとき

東京、姉の家のアジサイ。

雨にぬれた姿がまたうつくしい。こんな鮮やかな色で咲くこともあるんだと、今回初めて知った。東京の家で過ごすのは、一回の上京につき、いつも数日なので、早すぎても遅すぎても、花のときにまにあわないことがしょっちゅう。

同じアジサイの木に、こんな色も咲いてた。これはいつものおなじみの水色。

どちらも誰かに見てもらいたくて、家から直接お訪ねするちいさいおうちと、JHC板橋のクラブハウス、サン・マリーナには、花束にして持っていった。

     ***

東京にいる間、毎晩、めずらしく娘が電話をかけてきた。日中ひとと会ってるときはともかく、水野の家にひとりでいたら、きっと想い出しているだろう、と気遣ってくれていたこと、知っていたよ。

たしかに、ふっとマガの声を聴くような、足あとを感じるような、やわらかい毛にふれるような、不思議な感覚は今もまだ続いている。

それは津幡にもどってからもそうだ。とりわけ、床のあちこちに残る、吐きあとの白い地図を見たり、2階で何か音がすると、マガが自分の指定席にしていた和ダンスから、どた、っと飛び降りる音に聞こえたり、娘の部屋にはいるとすぐベッドに目が行って、そこに小さくまるまって寝てる姿がありそうに思う。

翔のときもそうだったなあ、ベランダをかつかつ、と歩く足音。なにか動く気配

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my family
2009/06/16




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