食と農について学ぶ このところ、体調が思わしくなく「どこか気分転換に出かけたいな」と思ていたとき東海大学の伊藤洋子教授から「福井で農業の勉強会があるけど行かない?」と誘われた。
食べる事が大好きな僕としては農業については多いに関心があるし、気分転換もしたい時のお誘いだったので、二つ返事で行く事にした。
11月2日の早朝、自宅を出発。9時47分に北陸本線の武生駅で下車。そこからは係の人の車で池田町まで約30分。そこには「日本農村力デザイン大学」の看板がかかっている。池田町なのに「日本」とつけたのも凄いし,なんといっても「農村力」という言葉が凄い。主催者の決意のほどが良く分かる。
既に講義は始まっていた。生徒は僕を入れて25人。講師は、宇根豊さん。福岡県の方で「百姓仕事が自然をつくる」や「田んぼに学校・入学編」など著書も多数あり,また現役の百姓として生活する一方、NPO法人「農と自然の研究所」を運営している方だ。僕も宇根さんの本は2〜3冊だが読んで「その通り!」と思った事があるので楽しみにしていた。
宇根さんは田んぼにいる虫たちについて話した。田んぼには1000〜1300の虫がいて,そのうち100が害虫。300が益虫。残りは「ただの虫」だそうだ。そして,田んぼには害虫がいるからそれを食べる益虫がいるし、「ただの虫」は田んぼや畦を生活の場にしている。だから田んぼは単に人間が食べる米だけを作っているのではない、という。また、JR東日本の駅弁「O-bento」はカリフォルニア米で、その弁当を買った乗客は新潟平野の田んぼを見て「きれいだな」と感激しながらカリフォルニア米とアメリカ産の野菜を食べている。これでは日本の農業はだめになる。など話す。
そして、ご飯一杯は3000〜4000粒の米があり、それは稲株3株分。それはオタマジャクシ35匹だと言う。びっくりだ。ご飯一杯がオタマジャクシ35匹とは。ちなみにミジンコは5093匹。メダカ1匹=ご飯83敗。小サギ1羽=ご飯15万杯だそうだ。
昼食は地元のお母さん手作りのお弁当。野菜がおいしい。むかご、里芋、漬け物、天ぷら、山菜、そして何よりも米がうまい。量もどっさりあって「全部食べきれるかな」と思っていたが何の事はない、お代わりをしてしまった。この米と野菜は池田町で出来たもので、肥料は生ゴミを中心としたたい肥、野菜も有機野菜だそうだ。満腹!感激!
午後はフィールドワーク。近くの田んぼに行き、そこの畦に生えている花や実のついた草が何種類あるか採集をする。生徒も先生も一緒になって花や実のついた草をさがす。始める前に宇根先生は「何種類位あると思うか」と質問。20種類、30種類、40種類とみんな適当に答える。「も
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