― 大橋でございます(2) ―僕が今までに一番強く印象に残っているお葬儀は、卒業を間近に控えている中学生のお葬儀でした。彼はご両親、兄弟の皆様方をはじめとし、学校の先生方、同級生、また後輩達にも大変人気があり愛されていました。施行を担当する自分が若くして旅立っていく彼に対して、そしてご遺族様に対して何がしてあげられるか色々考えてみました。
突然の 「 死 」 だった為、皆様がしてあげたいお葬儀はどのような形式が一番良いのか、ご両親様とじっくりお話しをさせて頂きました。僕は 「 彼の旅立ちの日 」 を同時に 「 彼の卒業の日 」 と考え御提案させて頂きました。
中学校の先生、生徒の方々のご理解ご協力を頂き、通夜式当日、ご自宅からホールへ向かう途中、中学校に行き全生徒、先生のお迎えを頂き、教室の前ではクラスメートの献花 「 お別れの言葉 」 ご両親の 「 お礼の言葉 」・・・彼にとって本当の 「 卒業式 」 になりました。
僕は 「 葬儀 」 は故人と遺族がゆっくり静かに時間をとり、語り合うかけがえの無い大切な時間だと思っています。また 「 葬儀 」 はご遺族、ご親族、友人の方々が大切な 「 故人 」 を想う気持ちでつくられているものなのだと改めて思いました。
今年もまた桜の季節がやってきました。この時季になると彼のことを思い出します。この仕事に誇りを持ち、一生懸命お手伝いさせて頂きたいと思っています。 ・・・・・To be continued &
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