Dear Doctor

もちろん瑛太ファンではないけど、「ディア・ドクター」を観て来た。

予告を一度観て、ずっと言えずにいた、もうひとつの「嘘」が何かはすぐに見当がついていた。西川美和監督のインタビュー記事をどこかで読んでいたので、今回は映画にどんなメッセージが込められているか、ある程度分かった上で観て来た。だから、映画の冒頭で伊野治が「免許持ってない」と言ったときにドキッとした。自動車普通免許のことだったんだけど。

公式サイトには、人は 誰もが 何かになりすまして 生きているという一節が載っている。けれども、劇中の台詞に出て来るように、おそらく周りが何かに仕立て上げるのだろう。確か、西川監督は前作の評価で期待の新人監督に仕立て上げられた自分を、伊野治に置き換えて表現したはずだった気がする。もちろん、西川監督が失踪したわけではないし、確かな作品を残したと思う。それでも、エンディングはエクスキューズだったのだろうか。果たして自分はいったい何になりすまして生きているのだろう。

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2009/07/08




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