どんな1日にも本気の30分

かつて私は、とても魅力的な社会の先輩方に囲まれて仕事をしていた。

いろんな教えがあり、ふと時々十数年前のことが、たびたび思い出される。

22歳の頃、雑誌の営業をしていた時、そこの社長がある期間、

雑誌部の営業部長をされていた時があった。

みんなが必至で営業活動をしているのを、デスクに座って眺めながら、

乗り気でない新人の私を察知したように、指拳銃で輪ゴムを飛ばしてきて、

他の用事を指示して、気晴らしさせてくれたものだ。

ある日の短い朝礼で、部長兼社長は話された・・・・

“1日のうちに、30分でいいから、本気の時間をつくれ”

それを積み重ねるとかなり価値(質)の高い集中を得られる。

そんなに人間集中できるものでもないし、大体が流されて時間を過ごしているもんだと。

何気ない話だったけれど、今でも私の中に、残っている。

どんな1日でも、本気の30分。

新聞を読むもよし、音楽をじっくり聞くもよし、何かを勉強するもよし。

1時間でないのがミソのような気がした。

それをするかどうかは、本人次第。

“俺はね、会社も定時を4時にしたいと思ってるんだけどね。本当は。

長い時間働いたからって、効率が上がるわけではない。

ぱっと、働いて、ぱっと遊んだほうが、効率いいだろうにな~。

でも常務に反対されたよ。家に帰ってもやることないんだってさ(笑)”

社長は本音かどうかはしらないが、

そんな話で締めくくって10分足らずの朝礼は終わった。

そんな思い出が、沢山あることが幸せだなと、最近つくづく思うのである。

日記・コラム・つぶやき
2009/02/19




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