「慈光院」


奈良 大和郡山小泉にある臨済宗大徳寺派の寺

石州流茶道の祖、片桐貞昌(石州)が父の菩提を弔うために建立

茅葺き農家風の外観を持つ開放的な書院が特徴だが、建築界では二畳台目の茶室「高林庵」がつとに有名である

建築学生だった頃「建築史実習」なる「修学旅行」でも訪れた

今回もたまたま明治大学の学生が団体で訪れていた
学生相手に和尚さんが話をしていたので、混ざって聴かせてもらった

戦前は日本の近代建築のパイオニアであり、茶室研究の草分として近代数寄屋を切り開いた建築家「堀口捨己」は、戦中、慈光院に疎開し研究を続けた
当時48歳
そして、茶室「高林庵」には、18の秘事があると言ったという

そんな話を学生の頃にも聴いたかも知れない
しかし、この後に及んで18のうち、ひとつすらわからない

なんということか!

今更ながら、堀口が学んだであろう石州の奥義に近付くために、「石州秘伝」なる書物を買い求めた

茶室はそんなわけで、ざわついてもいたが、また近いうちにじっくりと対面し、秘事のひとつくらいは悟りたいものだと思った次第である

2008/10/13




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