ミニミニ行楽ショッピングカートを引いて歩く年配の女性を見かけると、祖母を思い出す。
子供の頃、祖母の家へ遊びに行くたび、
スーパーに買い物に行く祖母についていくのが楽しみでした。
孫の中で一番末っ子の私。
私が小学校に入った頃、祖母は大病をし、以来遠出ができなくなりました。
そのため、私だけ祖母とどこかへ遊びに行くということができませんでした。
なので、近所のスーパーでも、一緒に出かけられることが嬉しかったのです。
買い物の道中、祖母はショッピングカートを引いて歩きます。
小柄で華奢な祖母とカート。
なんだかとても重たそうに見え、大変ではと思い、
「おばあちゃん、私が持とうか?」と聞くと、「大丈夫」との返事。
でもやはり重く見え、「やっぱり持つよ」と再度問います。
すると、重心をカートにかけて歩くと負担が少なくて済むということを説明してくれました。
納得。
ということで、祖母が引くカートの、コロコロという小さな音を聴きながら、
トコトコと一緒に歩く買い物は、子供の私には、小さな小さな行楽でした。
そんなことをふと思い出した祖母の命日でした。
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