秋の夜長に就寝前に何か本が読みたい。
小説を読むと、おもしろければ読みいってしまう。
キリのいいところまで、と思っても、一体どこでキリがいいと思えるのか。
眠る前は、気軽に読めるものがいい。
だから、リラックスして読めるものを選ぶようにしています。
ここ数日は、何年も前に古本屋で買った、
「名言名句の辞典」をふと思い出し、読み返し中。
辞典だから、順を追って読む必要はないし、
パラパラと気ままに読みたい箇所を遊べるところがいい。
この辞典では、作家、詩人、思想家、哲学者、歌人、俳人など、
様々な人の言葉、作品中の言葉が解釈・解説付きで紹介されています。
辞典中の「人生というもの」というくくりの章にあった言葉。
人生を幸福にするためには、日常の瑣事を愛さなければならぬ
芥川龍之介「侏儒の言葉」より引用。
日常の何気ないこと。些細なこと。日々過ごす時間。
それが大切! だと思っているので、嬉しくなってリラックス度が増し、
やや眠気がやってくる。
その後2ページ読んだところで、そろそろ眠るかなと思いながら、
次のページをめくったところで、目に入った言葉。
人生は、どうせ一幕のお芝居なんだから。
あたしは、その中でできるだけいい役を演じたいの
寺山修司「毛皮のマリー」より引用。
眠気が訪れていた頭で、なるほどなぁとぼんやり思う。
なにも世の中でいい位置にいきたいのではなく、人より優位ということでもない。
自分の人生のなかで。自分の“人生という劇場”での話。
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