ねいろがくえんものがたり

ネタがふって来たので駄文を一つ。【音色学園】ネタです。
先に謝っておきます。ゆみさんごめんなさい ヾ(´・ω・)ノ"

◆ ◆ ◆ ◆

 

園芸部が丹精込めて耕し、花を植えた花壇の土はとても柔らかかった。
すなわち。
とてもよくささった。

 
~~~~~~~~~~~~~~

 
春の日差しのなか、まだ若い芝生の上にそれは落ちていた。
黒い染みのような一匹のアゲハチョウ。
強い風に力尽きたのか、昨晩の冷え込みに耐え切れなかったのか…その小さな死骸をアルヴィンはどこか慎重に摘み上げた。
何のことは無い、ただの気の迷いだと言い聞かせる。
今にも風に飛ばされそうなそれをなんとなく哀れに思ったからだ。

傍らの木の下の土を掘り返し、そのむくろを埋めると、制服のポケットに常備している線香を取り出し、慣れた手つきで火をつける。
次ぎに生まれてくるときは、もっと自由に空を飛ぶといい。
そして白い煙が細く空に消えていくその背後から、何とも言えない悲鳴が上がった。

「ききっききききききゅきききっききつ、喫煙なんてっ、いけっけけけけけけいけません!!!  …にゃ ぷきょ きゃぁああああああああああ!!!」

「もか」といっていいのか「ざく」といっていいのか、何とも微妙な音に驚いて振り返ったアルヴィンの視線の先。
校舎沿いに設けられた、今は花があふれるように植えられている花壇に、人間の足が上下逆さまに生えていた。

 
~~~~~~~~~~~~~~

 
「くま柄なうえに毛糸か・・・」
そこからおよそ4階分上の屋上ではそこの主がひどく興味がなさそうな感想を漏らしていた。
授業を(いつものごとく)ボイコットして惰眠をむさぼっていたところ、下界からひどく愉快な音が聞こえたために見下ろしてみれば、整備されたばかりの花壇にくま柄…否、ひどく小さな少女がぶっささっていた。
聞こえてきた音と予測される軌跡から推測するに、窓からあわてて出てくるか何かでもする途中で足を引っ掛け、運悪くその下に…といったところだろうか。
「そばにいるのは誰だ…アルヴィンとかいったか」
めったに顔を出さないクラスのメンバーの中で見た顔だった。
確か同じくクラスメイトのドロシーという少女の何とも言えない不思議空間に取り込まれ、右往左往しているのを何度か見たことがある。

それにしても花壇に刺さった物体の動きはだんだんと力無い物になってきているが、そのそばで立ち尽くしている黒色はそれに対して有効な手

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水の音色
2007/05/17




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