映画より舞台版がお薦め(映画「鈍獣」を観て)


久しぶりに映画の感想でも……と思って、前はいつに書いたんだろうと思ったら、まともな映画の感想は、2005年12月5日付け『イン・ハー・シューズ』まで遡ることになってしまった。
およそ3年半振りということになる。

何せ、3年前に比べれば新作の映画を観ることが極端に減った。その頃は月に3〜5本以上は観ていたし、試写を含めれば十数本ということもあるペースだったんで、書くこともいくらでもあったんだけども、この数年、新作の映画は平均すると月に2本ペース、しかも年末に駆け込みでシネコンや二番館などで帳尻合わせをするもんだから、実際には映画を観ない月も多くなった。

ということで、とくにおススメするわけではないが、久しぶりに一番直近で観た映画『鈍獣』の感想──

*  *  *  *  *  *  *

ある田舎町に、失踪して行方不明になった作家(浅野忠信)を探して、担当編集者(真木ようこ)がやってくる。
その町のホストクラブで彼女を待ち受けていたのは、ホストクラブのオーナー兼ホスト(北村一輝)、作家やホストの元級友(ユースケ・サンタマリア)、ホストの愛人(南野陽子)、ホストクラブのホステス(佐津川愛美)の4人。
その4人から、作家の居場所を聞き出そうと話を聞くと、次第に作家と4人たちの関わりが明らかになっていき、そして、作家が行方不明になった原因が明らかになっていく……。

というミステリー仕立ての映画だ。

さてこの映画の、正直言って、どう評価していいか迷う微妙な作品だ。

実は、この映画は宮藤勘九郎の脚本なのだが、2004年に舞台で上演した作品を、改めて宮藤勘九郎が映画用に脚本を仕立て直して映画化したものだ。
僕は舞台でも観ていて、さらにその舞台の

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e.娯楽観想
2009/06/16




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