肥大化したヒューマニズム

大分以前のことだが、手塚治虫の漫画「マグマ大使」の実写版がテレビで放映されたことがある。その中に、少年が怪獣の人質にされたため、本来なら簡単に勝てる相手にマグマ大使が苦戦するという一話があった。しかし、アース(神のような存在)はマグマ大使に、たとえ人類が滅亡しても絶対に少年の命を犠牲にしてはならないと厳命を下す。たった一人の命を救うことと人類全体を天秤にかけることは、おかしいのではないか? 私は、子ども心に違和感を覚えていた。

1977 年、日本赤軍が日航機をハイジャックし、バングラディッシュのダッカ空港に強制着陸した後、日本政府に対し身代金 16

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経済・政治・国際
2009/07/06




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