しもつかれ

まる妻です。
栃木に「しもつかれ」という郷土料理があります。
千葉っ子の私は、栃木に嫁に来るまで食べたことも聞いたこともありませんでしたが、こちらでは(好きか嫌いかは別にして)誰もが知っている料理。

塩鮭の頭と節分の残りの豆、この時期どこの畑にもある大根と人参を酒粕と一緒に煮たもの。・・・無駄がなく、お財布にもやさしい素晴らしい食べ物です。
作ったり食べたりはこの時期だけで、どのスーパーでも鮭の頭と酒粕が並んで売られています。


しかしこの「しもつかれ」、見た目があまりよろしくなく、味つけは鮭の塩気と酒粕のみという、クセのある独特のものなので、好き嫌いがはっきり分かれるようです。「見た目だけで受けつけない」という人もいるほど。。

時間はかかりますが作り方は簡単で、鮭の頭が崩れるほどよ~く煮て、そこへ炒った豆、「鬼おろし」という道具で粗くおろした大根と人参、油あげを加えてさらに煮ます。最後に酒粕をちぎって入れて、それが溶ければできあがり。
圧力鍋を使えば時間もそれほどかかりません。
酒粕の量によって、また人によっては砂糖、酢、醤油などの調味料を加えたりして、各家庭の味は様々。「7軒のしもつかれを食べると病気にならない」と言われています。

我が家は夫も私も好きなので、毎年作っています。
お酒の味がするからか、娘は完全に拒否。


夫によると、県内の学校の給食にも必ず登場するそうですが、夫も含めクラスの大半が食べられず残していたとか。。
でも今は夫もしもつかれ好き。
なので、娘にも毎年食べさせます。(笑)

郷土料理って、やはり伝えていかなくてはならないんじゃないかと。
初めは食べられなくても、1年に1回その存在を思い出して、そのうち「子供のときは全然食べられなかったな~」なんて言いながら食べている。
なんかいいですよね。
「田舎」と言える場所のない私にとっては、うらやましい限りです。



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まんまるな日常
2009/02/22




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