朝めしクロワッサン 23(八つ当たりして、ごめんな)

 さよりから電話をもらって、佳世は困惑していた。高架下の焼き鳥屋に孝政と二人でいると言う。

孝政の名前が出て大いに慌てた。ちょうど反省していたところだったのだ。

人見知りの激しい佳世だが、さよりとは会社でよく話をするようになり、自分が二人の関係を知っていることも伝えた。無邪気な彼女の接し方に気持ちもほぐれ、すんなり電話番号やアドレスを交換した。

何といっても、好きな男の母親なのだ。気に入ってもらいたい。

二人で話すのはやはり孝政のことだった。

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小説 | 恋愛
2009/07/04




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