知と愛

ヘルマン・ヘッセ『知と愛(Narziss und Goldmund)』を読了。

ヘッセを2作読んで思うに、ヘッセの小説って、「物狂おしけれ」って感じ。

ひたすら悩んでは、放蕩と祈りを行ったり来たりしてる気が・・・。

『デミアン』と同じく「母」ってのが重要なキーワードなんやろうねー。

結構中盤のゴルトムントの放浪生活が長い・・・。

しかし繰り返される色恋沙汰も常に格調高い翻訳で読ませます。

ゴルトムントが芸術や自然に感動するところは、うんうん、わかるーと言いたくなったし、死に直面したとき、生きようともがく場面に唸った。

でも一番好きなのはナルチスとの会話場面だ。

最後辺りの問答はさすがに小難しくなってくるが、おもしろい。

私はどっちかっていうと、ゴルトムント的だな。少なくとも、ナルチスではない。

解釈はいろいろあるんだろうが、私はとりあえずヘッセは「自分自身でいろ!」と言いたいんだと受け止めている。

しかしヘッセ、恋愛にはあれほど大胆なのに、友情(?)となると俄然繊細になるのはどうしてなんだろう・・・。

bog/本
2008/08/31




コメント(0)|コメントを書く

カテゴリー一覧
最近のコメント

このブログを友達に教える

コミュニティ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | 掲示板


画面TOP↑


powered by cocolog