和文英訳で知るカーネギーの教え vol.25

ここ1週間は初夏のような天候が続いています。ジョギングをしていても、すぐに汗が吹き出してくるほどの気温で、汗をかく目的で走っている私にとっては良い天候といえますが、日に日に桜の木が緑色に変っていくのを見ると、物悲しくもあります。

最近読んだTIMEに驚きの記事を発見しました。金融危機が叫ばれ始めてからはや半年以上経ち、イラクやアフガニスタンにおける戦闘があまりクローズアップされなくなった感を受けますが、記事はそのアメリカ兵士の死者に関することでした。兵士の死者と言いましても、現地に派遣されている兵士(soldiers on the ground)ではなく、現地での兵役を終え、自国に帰ってきた後の兵士のことです。

しかも、その原因は戦闘によるトラウマからではないようです。今や帰国してきた兵士の70%以上が、勧誘員(recruiter)として働いているようですが、9/11からすでに8年が経過し、また金融危機に国が疲弊している中で、愛国心をうたい兵士を募るのはかなり困難なようです。

そんな中、勧誘員に対するプレッシャーや上官からの嫌がらせ、長すぎる勤務時間など、さまざまなことが要因となり自殺をしてしまうようです。実際の戦闘をくぐり抜けた強靭な精神を持つ兵士を自殺に追い込んでしまうほどのプレッシャーとは、想像もつかないですが、それほど米軍兵士の数が足らなくなってきているといえます。

非常に悲しい話ですが、こういうアメリカ国内の状況を見ると、アメリカがいかにイラク・アフガニスタンでの戦闘に力を奪われているかが伺えます。日本がこれから自国を守り、発展していくには、アメリカだけでなく、その他の国、特に中国やインドなどアジア圏の国との結びつきや、それらの国に対する日本の外交力がそのカギを握ると思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、カーネギーおじさんのお話を一緒に聞いていきましょう。いつもどおり、①日本語訳→②トシ後藤による英訳→③原文の順にて、カーネギー著「人を動かす」の一節をご紹介していきます。

①相手は間違っているかもしれないが、彼自身は、自分が間違っているとは決して思っていないのである。だから、相手を非難しても始まらない。非難は、どんな馬鹿者でもできる。理解することに努めなければならない。賢明な人間は、相手を理解しようと努める。相手の考え、行動には、それぞれ、相当の理由があるはずだ。その理由を探し出さねばならない。そうすれば、相手の行動、相手の性格に対するカギまで握ることができる。本当に相手の身になってみることだ。

② Other people may be wrong, but they never think they are wrong

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和文英訳で知るカーネギーの教え
2009/04/17




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