外国人の友達を作る秘訣<後編>

 その日は、滞在時間にして約30分ほどでその店をあとにしました。ただ、帰り道で、前のバーと比べて雰囲気が良く、静かで話しがしやすい環境であった印象が強く残っていたのを覚えています。

 その日を境に、私の拠点はレッドロックに変わりました。毎週のように通うようになり、バーテンダーも私の顔と名前を覚えてくれるぐらいにまでなりました。ただ、基本的に1人で行動していた私は、カウンター席で、1人で店に来る外国人を狙って(聞こえが悪いですが)いたので、なかなか成果が上がりませんでした。

 たまに仲良くなれそうな人と話がはずんでも、やはりその場限りで終わるケースばかり。特に男性の場合、バーに日本人の男友達を作る目的で来ている人はもちろんいないわけで(特別な性癖を持っている方は別ですが)、そういう人たちにとって私との会話は、単に暇つぶしの範囲を超えませんでした。

 そんな日々が続き、私がレッドロックに通い始めて1年が過ぎようとしていたある日、運命的な出会いをすることとなります。

 その日もいつもと同様に、週末仕事帰りにレッドロックのカウンター席に1人、ちびちびと飲んでいました。すると、バーテンダーが入り口に向かって誰かにあいさつをしたのです。つられてその方向に目をやると、金髪の若い女性がこちらに向かってきたのです。その女性こそ、現在私の親友であるレイチェルでした。

 彼女はそのままバーテンダーの前の席に座り、色々と話し始めました。こういったケースはごくまれで、3席ほど離れたところに座っていた私は、何とか会話に入りたいなぁ

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2007/12/21




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