むかしばなし?山寺権現昔、山の寺大権現が伏拝(ふしおがみ)という所に天降りした。その際、頭と胴が別々になって落ちてきたため、尼さんがそれを後ろ前反対につけてしまった。それで山寺さんは前からも後ろからも拝まれており、また、女の人は参ってはいけないという。
また、別の伝承では、おみつという女の人が正月の若水を汲みに行くと、天から山寺様が降ってきてヒシャクにあたり、首が欠け、あわててつけたため後ろ前になってしまったとも伝えている。
また、昔、尼寺があり、その寺の一人の尼が川に水を汲みに行った折、天から山の神が降臨してきた。尼は驚いて手にしていた柄杓で山の神の首を欠いてしまい、あわててついだために胴と反対の向きになってしまった。尼は直ちに、この山の神を捧持して碇の伏拝へ祀ったとも伝えられている。
なお、その後、山寺権現は神の上の上山神社へ飛んでいったとも伝えられている。
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