其之参拾参

その週の日曜日が訪れた。

停学中で、本当は自宅謹慎していないといけない

身だったけど、僕は麗華に会いに、

約束をしていた、あの公園へと向かった。

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「よお!」

「あ、沢村くん、ゴメンね・・・

私のせいで・・・」

麗華は、少し涙ぐんで僕に謝ってきた。

「いや、いいんだよ・・・

オレが勝手にやっただけのことだから

・・・でも、おかげで、ギターを練習する時間が

出来たよ・・・はは」

「グスッ・・・あは・・・・そうだね」

麗華は涙を貯めながらも、笑顔をみせてくれた。

「しかし、ヒドいな・・・もう長いの?」

「・・・・うん。でも、私が耐えれば

済むことだから・・・」

「だめだって。そんなこと言ってちゃ・・・

今度また、何かあったらオレが駆けつけてやるよ」

「・・・ううん。いいの。沢村くんに迷惑かけちゃうだけ

だもん」

「迷惑なんかじゃないよ。オレの先生じゃん。

今度はオレが藤崎さんに恩を返さなきゃ、だろ?」

「・・・うん・・・・ありがと」

「実はさ、今日はちょっと話があって・・・・」

僕はついに、切り出そうとした。

「・・・・あ、ちょっといいかな?」

麗華に話の腰を折られてしまった。

「実は、スウィンドルの新譜買いたいんだ。

BLUE STEPSに買いに行きたいんだけど、

それからじゃダメかなあ?」

「・・・ああ、スウィンドルね・・・・

うん、いいよ。別に急ぎはしないし・・・」

「ありがと。じゃあ、いこ!」

麗華は僕にいつも見せてくれる笑顔をようやく

完全に取り戻してくれたようだ。

この笑顔を曇らすモノから僕は彼女を守りたい、

そう思えた。

僕らは、自転車に乗って駅前に向かった。

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「お。麗華ちゃーん!!」

その道中で、向井大輔と鈴木恵に会った。

「あ、こんにちわ」

「今日は、どうしたの

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2008/06/04




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