「野に咲くベロニカ」より復生病院は日本におけるハンセン氏病患者を救う運動の草分けである。復生病院に刺激を受けて、「外国人たちに任せてばかりはいられない」と立ち上がったのが光田健輔たちであった。それ以降、急流のような勢いで運動は進み、いくつかの公立病院が設立されることになる。その渦中にいて奮闘した医師たちは、光田健輔の他、林芳信、林文雄(林富美子さんの夫)、塩沼英之介、林富美子(著者)などであった。本書には、その奮闘の様子が詳しくかかれている。
光田健輔氏については、業績に「明」と「暗」の両方を認めざるを得ないというのが定説だと思うが、本書は「明」の部分が描かれた書籍だと思う。
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