DaVinci Code ダビンチ=コードの映画を見た。
やはりあの2時間の中に原作全部のメッセージを入れることは無理なんだなあと思った。 しかし最も原作者が伝えたかったメッセージとは何だろうか?
これまで抑圧され、真実の力を封じ込められていた女性の価値を再定義する時代になったということである。
作者のダン=ブラウン自身が彼自身のホームページで公開している講演の音声メッセージで”これまでの歴史は男性の競争原理によって血で血を洗う争いの時代だった。 なぜ女神の歴史が消されてしまったのか?女性の真の価値を認めるべき時代が来た。”と断言していた。
*ダン=ブラウン自身によるメディアで公開された講演会の内容などはここで聞くことができます。http://www.danbrown.com/novels/davinci_code/breakingnews.html
私がちょうどカリフォルニアにいた2005年はダビンチ=コードの話題で書店も図書館もメディアも大騒ぎだった。 作者に対する評価も賛否両論だった。その議論は激しかった。 彼の伝えたいメッセージが女性解放に通じるので、女性の多くが彼を支持していた。 ダン=ブラウンのすごいところはそのリサーチの徹底ぶりだ。 事実に忠実に基づいた小説ということでもまた注目を集めた。 しかし、そうなるとこれまでバチカンを中心とする昔ながらのキリスト教の教義は大嘘をついてきたことになる。 そしてそのうそをつきとおすために、多くの血が流れたのだ。 さらに女性の力を封じ込めるために宗教の名のもとに行われた中世の「魔女狩り」は教会の異常な行為としか言いようがない。 人は権威という名のもとにこうも催眠状態になってしまうのかと歴史を振り返ると驚くことばかりだ。 このような「うその歴史」を信じて自分を苦しめることで幸福を感じようとするダビンチ=コードの中の今も実在のオプス=デイという宗教団体は気の毒に思う。 ダン=ブラウンの小説は事実に基づく記述が多いために世界中を震撼させている。 彼の他の作品で「天使と悪魔」というのも教会の矛盾、バチカンの罪深い現実を浮き彫りにしている。
ダビンチ=コードは世界中に「真実とは何なのか」という問いかけを良心のシンボルであると固く信じられてきたバチカンの教義に真っ向からチ
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