ドボルザーク 交響曲第8番 シリーズ②『テンシュテット&ロンドンフィル』

テンシュテットはものすごいテンションの高さでドボ8を演奏しきっている。その迫真の演技は素晴らしいと思う。欠けるとすると、チェコらしさかな。やっぱりこの曲は、チェコっぽい雰囲気が欲しいよね。あんまり良くわかんないけど、それは和声の響かせかたとか、音色とかなのかもしれないけど・・・。夕方にぼんやりと景色を見ると、少しノスタルジックな気分になる感じが無いかな。ちょっとベートーヴェンとかブルックナーみたいな精神的な世界に行き過ぎているなぁ。

ロンドンフィルは上手いようで、響きが薄いところがあるけど、そのせいかもしれない。

ポイント① 1楽章の一番盛り上がったトランペットのソロ・・・ロータリートランペットで吹いて欲しかったな。

ポイント② 2楽章のパウゼからティンパニのロールの上に木管のコラールが出てくるところ・・・迫真の演技で素晴らしい。

ポイント③ 2楽章の終結部の盛り上がるところ・・・弦楽器のねっとり感もよいし、きちんと解決するのがトランペットで分かる。ただしロータリートランペットの方がいいなぁ。

ポイント④ 3楽章・・・イマイチだな。マーラーであんだけ説得力のあるテンシュテットが・・・。もっとメロディを歌って欲しかったな。

ポイント⑤ 4楽章 冒頭のトランペット・・・甘い音色がいいなぁ。

ポイント⑥ 4楽章 フルートのソロ・・・ぎりぎりセーフ

ポイント⑦ 4楽章 どんちゃん騒ぎ度・・・90% 快速で気持ちいい。どんちゃん騒ぎの終わった後の回顧シーンみたいなところの雰囲気は素晴らしい。また、フィナーレも素晴らしい。

聞きとおしてみると、これがベルリンフィルとかだったら全然違う演奏になっていたかもと思えてならないなぁ。イギリスのオーケストラはドボルザークが合ってないのかもしれなません。シベリウスはよく合っていると思いますが・・・。

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2008/02/07




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