安倍晋三首相は12日、与党幹部に対し辞意を伝えた。首相は午後2時からの緊急記者会見で辞任の決意を述べた。参院選で惨敗したものの、内閣改造を断行することによって政権浮揚を図ったが、失敗したことが原因。
安倍晋三首相は辞任を決意した理由について「今後、テロとの戦いを進めていくには、局面を転換しなければならない。新たな総理のもとで戦いを継続すべきと考えた」と辞任の理由を述べた。その上で、「(秋の)国連総会にも新しい総理が行くことが局面を変えていくことになる」と述べた。
また、安倍晋三首相は「本日、(自分のテロとの戦いに対する)率直な思いを(民主党の)小沢(一郎)代表に伝えようと思い、党首会談を申し入れたが、断られた」とし、これも辞任を決意する一因だったことを認めた。
さらに安倍晋三首相は「改革を進めていく決意で続投し、内閣改造を行ったが、国民の支持、信頼の上で力強く政策を進めていくのが困難な状況になった」と述べた。