~誕生~

大事な事を書き忘れていました。
分娩室には、産科の先生と新生児科の先生が一名ずつ、ベテラン助産師さん二名と新人助産師さん四名がいました。

立ち会ってくれたこの新人助産師さんたち四人は、私が集中治療室にいた時に大変お世話になった方たちで、一人一人と思い出がありました。
みなさん私より年下で若くて活力ある人たちでした。中にはプライベートな話しをしたり、勤務時間が終わってるのに私の泣き言を聞いてくれたり、、、。思い出は様々あります。

いよいよ10センチ開大し、助産師さんのリードで最後の力を振り絞っていきむ!!!!

「う゛~~~~~んっ!!!!」

「う゛~~~~~んっ!!!!」

「う゛~~~~~んっ!!!!」

もう少しで赤ちゃんに会えるんだ。もう少し。あと少し。

「○○さーん、あと一回、最後のいきみ頑張りましょう」
と言われ、

渾身の力を振り絞り、、、!!!!

「う゛~~~~~んっっっ!!!!」

その瞬間、
「ドゥルン」という感覚があったかと思うと

・・・・ほぎゃあ
ほぎゃあ・・・・

(羊水が口に入っていたようで、吸引してもらった後にやっと泣いた)

「○○さん、生まれましたよ~」
そう言われ、目の前には大きな赤ちゃんが!!

私は

「○○(ずっと前から決めていた名前)、よくがんばったね」

たしか、こう言ったと思う。

それからすぐに赤ちゃんを胸の上に連れて来てもらい、カンガルーケア。
そしたら旦那が入って来て「生まれたよ」と言うと、すでに目を真っ赤にしていた旦那は
「すげぇ、可愛いなぁ。すげぇ、ちいさいなぁ」と言いながら赤ちゃんの頬っぺたを触った。

陣痛中はどんなに痛くても泣かなかったのに、赤ちゃんを胸に抱いた瞬間に涙がダーッと溢れ出た。
横を見ると、新人助産師さんたちも泣いていた。

しばらくして、“となりのトトロ”のオルゴールが分娩室内に流れた。
赤ちゃんが誕生したという合図らしい。

ピンク色で羊水の匂いのする、赤ちゃん。私と旦那の赤ちゃん。ほんとうに愛おしくて、涙がとめどなく溢れた。

家族三人になった瞬間を、助産師さんがカメラに撮ってくれた。

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四回目の妊娠
2008/06/15




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