受ける影響

もともと、映画は好きです。

ファンタジーとか、ラブストーリーは全く興味を示しません。

でも、「人間味」ある映画は大好きです。

特に、監督や演出家が伝えたいことがハッキリしているエゴイックで自己満足の映画が大好きです。

久しぶりに、バッファロー66とパッチギを観ました。

パッチギはご存知の方は多いと思います。

在日朝鮮人と日本人のお話です。監督は、あの井筒監督。

ものすごくエゴイックな映画です。

私が一番印象に残っているシーンは、友達が亡くなったお葬式のシーン。

棺おけが玄関が小さすぎてしまうため、入らない。そこで、でっかいハンマーで扉をぶっ壊してしまうんです。泣きながら。それをみて、みんなも泣く。

このシーン・・・

実は、エグゼキティブディレクターの実体験。エグゼクティブディレクターの方は在日朝鮮人。幼い頃、兄を事故で亡くしお葬式を自宅で行った際、玄関が狭すぎて棺おけを中に入れられなかったそうです。それをみた父が、扉をぶっ壊し棺おけを中に入れたそうです。

このときの父の気持ちは、家に棺おけも入れられないのか!!なんて情けない!!

という気持ちだった。幼い頃の記憶を、在日朝鮮人への差別を訴えているストレートな映画です。私は好きです。

バッファロー66はヴィンセント・ギャロが監督、演出、主演、音楽、装飾と全てをプロデュースしている映画です。

「愛」を知らない男が、一人の女性に出会い「愛」を知る。

すごく分かりやすいし、ベタなテーマなんだけど面白い。

ギャロは、日本では俳優として注目されていますが、画家、写真家、音楽と先に芸術面でデビューした異色の俳優です。そのため、アメリカ映画のわりに、フランス映画のようなおしゃれさがあり、カメラのカット割りも面白い。

二作品とも、人間愛がテーマだけどアプローチの仕方が全く違う。これが実に面白い。

2008/08/14




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