広島の旅 6 日本のマチュピチュか 竜王山と筆影山呉線須波駅の近くに、瀬戸内海の島々の美しい眺め(多島美)を満喫させ、JRポスターで、多島美の写真を撮ったという竜王山(445m)と、筆影山(311m)があるので行ってみることにした。 歩いても登れるようなのだが、三原からの定期観光コース(筆影山~竜王山~すなみ浜公園)を利用することにする。
瀬戸内海の多島美を楽しみにして乗車場所の三原駅前で待っていた。 少し雲が出ているので、見晴らしぐあいがちょっと心配になっていると、乗車時間になり、目の前にタクシーが止まり名前を呼ばれる。 人数によりタクシーになったり、ワゴン車になるという。
駅前から右前方に見え、海に映る山の形が筆のように見えるところから、筆影山と呼ばれるようになったという山に向かって出発する。 広島県は、筆の生産で有名だが、それらしい名前にふと微笑んでしまった。
沼田川に架かる沼田大橋を渡り、民家の間を抜けて林道に入る。車がギリギリすれ違うことが出来るぐらいの山道を登って行くと、途中に休憩場所(駐車場)があって、三原市内が一望でき、土地の人が私財を投げ出して造ったという石仏が、所狭しと並んでいた。 休憩所を後にして、山道を走って行くと、林道の両側に桜の木々が目立ち始め、約二千本の桜の木があるらしく、桜の時期は美しいだろうなどと考えていると、山頂の駐車場に着く。 その先にも車道があるが、鎖が張られ進入できないようになっていた。 タクシーがその前に止まり、運転手さんが車から降り鎖をはずし戻ってきて、営業車両だけは奥まで入れるという。 タクシーは展望台の下
まで進み止まる。 曇ってはいるが期待して展望台に登ってみると、ガスっていて四国どころか、残念ながら多島美もかすかに見えるだけで、天気が良かったらと想像し空を見上げると、天候も快復ぎみだし、竜王山に行ったころにはと期待する。
筆影山と竜王山の間の鞍部沿いの下を走る林道は、海側は急な斜面で、瀬戸内海が一望できる場所もあり、スリルのある路だ。 運転手さんが、竜王山には平家の落人集落と言われている所があると話してくれたけど、狭い林道を走った先の、山の上に集落が本当にあるのか疑問に思いながら、窓の外を眺め続けた。
龍王山に着くと、目の前に民家が現れ畑まである。 なんでこんな山の上に集落がと、ちょっと信じられない光景だった。 最初に頭に浮かんだのは、水はどうしていたんだろうということだった。 運転手さんにそのことを聞くと、水道の圧力は強いし、ここまで水道の水が来るから大丈夫だという答えに、それ以上聞けなかった。
ちょっと離れた展望台に行くと、まだ天候は快復してはいない。 しまなみ海道の七つの橋(瀬戸内海の島々に橋を掛け、四国まで車で渡れる)が見え、
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