広島の旅 因島

因島は、瀬戸内海のしまなみ海道(瀬戸内海の島々に橋をかけて、中国の広島県から四国の愛媛県を結ぶ道路)に浮かぶ島で、三原港から高速船とフェリーも、因島の重井西港と土生港まで出ている。バスで、瀬戸内海に架かる橋を渡り行くのもよいが、島には船で行きたい気持ちが強く、船で行くことにした。
フェリーで行きたかったが、時間が合わないので高速船に乗り三原港を出港すると、瀬戸内海の波は湖みたいに穏やかだった。 昔はイモ、今はミカンで知られている佐木島を、右手に見ながら因島に向かって進む。

因島は村上水軍発祥の島で、南北時代から戦国時代を通して、島々の要衝に砦を築き海賊衆として、瀬戸内海に大きな勢力を持っていたといわれている。
因島に来る前に、因島出身で釣り好きな好青年と出会って、いろんな話しを聞くことができた。 因島は村上水軍発祥の島だけあって、村上姓の人が多いらしい。 そして異常気象のせいか、今まで穫れていた魚の数が極端に少なくなり、穫れたことのないサンマが瀬戸内海に入ってきて、サンマが穫れるようになってきたという。 囲碁の本因坊秀策の出身地で知られている島だというが、今はよくテレビに出てくる女優と、ミュージシャンの人が、島出身の有名人だと聞く。 尾道ラーメンは、東尾道駅の近くにあるラーメン屋が、彼は一番美味しいと思うと話してくれ、尾道に行く前に聞きたかったのだが、残念だった。

重井西港に上陸すると海沿いに民家が並び、右に行くと右側に小さな工場地帯があって、その向かいの奥に高校がある。 島で製造されていて美味しいと噂の和菓子(大福)があり、店の名を聞いていたので、港の付近を散策しているとき、庭の手入れをしている女性に訪ね。 場所を知ることができた。 港の待合室に、貸し自転車の張り紙があったので、港に戻り自転車を借りて、島巡りをすることにする。  

港から自転車で左に走り、小さな峠を越えると信号があって、信号を右に曲がると、小山のかげになっていて海からは見えないが、集落が点在している。 道に不安になり誰かに聞きたかったが、聞く人もいないところに、タイミングよく小学生が一人歩いてくる。 自転車を止め商店の場所を聞くと、標準語を頑張って使って、親切に教えてくれた。 大都会とか市のつくところで、小学生に道を訪ねたら、走って逃げていくし、不審者として通報されてしまうだろう。 世が世だから、仕方ないのかもしれないが、何か感動を覚え、自転車のペダルも軽くなる。

和菓子の売っている商店にたどり着き、教えられた大福を一個買って食べてみる。 洋・和菓子はあまり食べない方なので、よくわからないが、甘さもおさえ気味で美味しい方だと思って、追加で3個買ってしまうと、小さな保冷剤を入れ渡してくれた。

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旅行・地域
2008/11/15




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