硫黄島からの手紙(札幌シネマフロンティアにて)
2部構成の本作は「父親たちの星条旗」と合わせてひとつとすると、いっそう稀有な輝きが増してきますね。でもなんか日本兵の描き方に微妙な違和感を覚えてしまうの。
「硫黄島からの手紙」を観終わってうちの夫が言う・・
「西中佐って・・オリンピックに出た頃はまだ中尉だったんじゃなかったかな、硫黄島の時には中佐になってたんだなあ 」なーんて50年代生まれの戦後っこののうちの夫がね。
私、びっくり。
夫が子どもの頃でさえ、ヒーローとして当時の少年本にも登場するほどのかっこいい人物だったらしいの、西中佐は。
な~るほど。
そんなヒーロー像を裏切らない心身ともに美しい西中佐が登場したことに、少年時代の感動を思い出したらしい夫なのよね。
そんな日本人のヒーロー像を伊原さんが清清しく演じてましたねえ~。
でもちょっとこれ意外でしたわ。
栗林中将にしても無欠の人物であるごとく描き出されていてね。きっと素晴らしい人柄だったんでしょうけど・・・。
そのあたりの描き方がちょっと気になってしまった。
戦争はそれ自体が重い楔で、その事実の前ではドラマ化した時点でどうしても軽くなるんだけど、でもイーストウッド監督は巧みなんですよね。
巧み過ぎて、よくよく見ないと、日本人としてなにか大きなものを見過ごしてアメリカナイズされそうで、ちょっと待てよ。。と慎重になってしまっ
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