太陽~ロシア人のみた昭和天皇ソクーロフ監督「太陽」。
イッセー尾形さん演じる昭和天皇、うまい。うますぎ。
芸の域で演じているのね~。
「トニー滝谷」のときのイッセー尾形はナチュラルに演じていて芸とはまた別な魅力を発してましたっけ。
それにたいし、あくまでも芸で演じた昭和天皇は、それはイッセー尾形のリアルであり、ソクーロフ監督のリアルなのね。
でもそれはロシア人はわかってない、とか、イッセー尾形はちょっと違う、とかいうことではぜんぜんないと思うの。
リアルってなに?ということにいきつくかなあ。
誰もが観ているもの、みえてるものはリアルだとして、でもそのリアルなものが、例えば◎さんの目をとおし、頭を通った段階ですでにそれは◎さんのリアルであって、ほかの人とはちがってくるでしょう。
リアルってそんなふうに個々人のフィルターを通してすこしづつ変わっていくものね。
日本人がみている昭和天皇もそうだし、まして近くにいるからこそ見えないもの、既成概念で歪められたものがあり、遠くからみた人がさらっと見たことのほうが実像にちかいものがあるかもしれないしね。
そんな理由で「太陽」の昭和天皇は、イッセー尾形さんとソクーロフさんが表現する昭和天皇だからこそのリアルをひとりひとりが見出せばいいんじゃないかしら。
と思ったらこの天皇、やっぱりすご~~い。
世俗離れな雰囲気、純粋培養の無垢さ、何ヶ国語も話す知性と教養人の横顔、現人神であることの苦悩、それらを飄々と交わすときのそっけなさ・・・・ひとつひとつあげたらき
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