譜めくりの女~フランス映画の伝統おそるべし

心理描写の秀逸な名作が多いフランス映画ですが、

「譜めくりの女」、

これもまたすごい映画でした。

こういう復讐もあったのかと。

一人の人間を壊す、というかその方法が粘着質。

これが男だったら暴力とか殺人というふうに展開しそうなところですがこの映画は女性ですから。

映画は冒頭、

ピアノの才能に恵まれたあまり裕福ではない肉屋の娘がコンセルヴァトワールの試験を受けるところから始まります。

そのとき審査員の一人であったピアニストがとったある行動により、娘はピアノの演奏を台無しにされてしまいます。

それによりピアノの夢を絶たれた娘。

やがて美しい女性に成長したその娘は、そのピアニストの成功と破滅の鍵を握る譜めくりとなります。

譜めくりの娘に精神的に依存していくピアニスト、

いっぽうで娘は復讐を丹念に計画していたのです。。。

という。

映画ではこの譜めくりがあの娘であると始めから誰でもわかります。

ですから謎解き映画というわけではなく、その娘が今に何かやる、やるに違いないという

じわじわとしたサスペンスが迫ってくるんです。

どのようなことを仕掛けるかというと・・それはヒミツ。

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2008/11/04




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