フラガール~今年マイベスト邦画NO1

(スガイシネプレックス札幌にて)

李相日監督の映画だもん、元気もりもり!

おもしろい、おもしろい!

すごい良くできてる。世相をたくみにとらえて上質な作品にもなってると思います。

でもそれをエラそうにしないのが李監督のすごいところで、上質なものを笑いと涙の大バーゲンで巧くに隠しているのね~。

笑ったり泣いたり、しまいには笑いながら泣いてる。

感動の心が忙しい。

「ゆれる」でも本年度NO1候補って言ったんですけど、「ゆれる」より「フラガール」好き~。

(役者全部のアンサンブルの良さと誰もが楽しめる度で「フラガール」かな。「ゆれる」は香川さんがダントツすぎだもんねえ。)

福島県の常磐ハワイアンセンター・・・知ってる知ってる。行ったことはないけど。

50年代以後のテーマパークのはしりっていってもいいかな(?)

その常磐ハワイアンセンターがいかに作られたか。

炭鉱の町の斜陽をなんとかしようと炭鉱会社が計画したものなんですね~知りませんでした。

斜陽する炭鉱を背景に厳しい労使関係や解雇、炭鉱事故などシビアな現実もちゃんと踏まえ、炭鉱の町の女たちの価値観の変容もきちっととらえ、そのうえで、笑わせ泣かせと、うまい映画ですよねえ。

て、これ、英国映画でもよくありますよね。

例えば、イギリスの炭鉱の町の少年がバレエダンサーを目指す感動的なお話「リトル・ダンサー」。

例えばイギリスの失業者たちがストリッパーになる「フル・モンティ」。

例えばイギリスの炭鉱マンがブラスバンドをやる「ブラス!」などね。

それらのワーキングクラスの英国映画の感動の3本を全部束にして、さらに映画の器を大きく深くして、涙と笑いももっとパワー持たせて、女の子たちに変えたのががこの「フラガール」!

ってかんじでね、パワフルです。

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2006/09/30




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