ゆれる

西川美和監督作「ゆれる」、面白かったですう。素晴らしい。

師匠の是枝監督をもしかして超えた。。?!

お兄ちゃん役の香川照之さんには邦画洋画あわせての、本年度マイベスト・主演男優賞をさしあげたい!

兄弟の愛憎と葛藤がすごい吸引力で画面から目を離せなくなりますね~。

兄弟・・・他人じゃないから。

他人じゃないからよけい愛も憎しみもたちが悪いのね。

兄弟にとってはもはや7年前のあの出来事の真実を問うのは意味がないのでしょうね。

たぶん、裁判では弟も兄も真実しか語ってないと思う。

真実の見え方は、見る側の心のフィルターによってころころ変わってしまうのよね。

ゆれるんだよ。

あの橋みたいにさ。

難しいですね、兄弟の心は、兄弟という関係だからひきうけねばならないいろんなことが。

血縁のなかの真実と、他人の真実は違うしね。

人はなにかかにかの幻を抱えて生きてるんだものね。

論理で裁く裁判に限界があるのは、【ゆれる人の心】の真実を正確に裁くことはできないということなんじゃないかしら。

それって、決定的な司法の限界、司法の非人間性ともいえるかな。難しいなあ。

そうそう、ひとつだけ気になるわ。

お兄ちゃんはバスに乗っただろうか?乗らなかっただろうか?

・・・。

「ゆれる」には、そうなんだよねえ~そんな感じ

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2006/09/24




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