皆月~せつなくエロスの名作

花村萬月原作は未読ですが。

映画作品のほうは男と女の機微を知ったアダルトな方々のための秀作です。

とってもいい映画なんです。

けっこうな官能描写に加え暴力的な描写もあるので、そういう映画を観慣れない人は、いい映画なんだろうなと思いつつも、きわどいエッチ描写におそれをなすかもしれません。

でもほんといい映画なんです。

「皆月でした・・・さようなら」

妻・沙代子がまったく意味のわからないそんな書置きを残し、預金をもって出て行った。

建築家である夫の諏訪は、妻の弟でヤクザのアキラに相談すると、アキラはソープ嬢の由美を諏訪の慰みに与える。

妻を捜し求めながらも若い由美の体にもひかれていく諏訪。

設計士の中年男とヤクザと風俗嬢の奇妙な三角関係がはじまる。

そこには乱暴でありながらも、せつないまでの人恋しさが漂う。

とてもエロティックな描写が多々入るんですが(いちいち説明できないほど艶かしいシーンも)、なにせ俳優たちがうまいです。

こういう映画は一歩間違えばキワモノになるところです。

でもこの映画はそれを秀作にまで高めてしまった。

安心して観られます。

きわどい・激しいエロティック表現は内面からあふれ出る情感も同時に表出して素晴らしいと思います。

見ごたえあります。

役者が、奥田瑛二、吉本多香美、北村一輝、荻野目慶子。

ね、

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2006/08/09




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