ルパン

アルセーヌ・ルパン生誕百周年を記念して本国フランスでは大作映画として作られた「ルパン」。

大作だからといってハリウッド的なアクション活劇を想像したり、、日本のアニメの「ルパン三世」を想像するとぜんぜんちがっちゃいます。

とってもフランス映画らしい内面的な「ルパン」かな。

キャスティングもとっても個性的です。

アルセーヌ・ルパンにロマン・デュリス。

いとこで後に結婚するクラリスにエバ・グリーン。

魔女ジョゼフィーヌにクリスティン・スコット・トーマス。

父親にパスカル・グレゴリーと。

派手さよりも、内面的な深みをかもす俳優陣、観てみるととっても納得。

この映画はルパンの父親にたいする愛憎を中心にすえ、稀代の怪盗の心のなかにある暗い側面を浮かび上がらせてるのね。影の部分。

ロマンが前半はマジシャンのように器用で流麗な盗みのテクを披露してくれて、楽しくてゴージャスな遊び心いっぱいな場面が多いのね。

それがだんだんダークになっていき、後半はルパンと彼の父親との容赦のない対決へとなだれこむ。

ロマンが明るい一面と重いものを背負い込んだ暗い面を、巧みに演じ分けて、さ~すがなうまさを発揮してますわ。

うんうん、怪盗といっても人の子、そこまでなるまでにはいろんなことがあったのよね。

同じロマンでも「スパニッシュ・アパートメント」のロマンと、「真夜中のピアニスト」なロマン、両方のロマンを一度に味わえるというか、ロマン・デュリスファンにはとても美味しいのではないかしら~。

私はとっても美味しかったです。

ルパンが最後に会った若い美青年はルパンの○○ですよね?

もしかして続編が作られるとしたら、あのハンサムな青年とルパンの対決になるのかしら?

そうすると続編はもっともっとドキドキしちゃうな。

父子三代、ダークに繋がっていくって・・・フランス映画らしいわね

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2006/07/03




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