人のセックスを笑うな~キャストの魅力でなんとかもたせてたけどぉ。。この映画観に行くときは映画館の窓口で、「人のセックスを笑うな、大人ひとり」なんて言わなくちゃいけない。
ブログでもっとすごいことを日頃文字にしている私がそれを言う瞬間、どういうわけだか「うっ」と詰まってしまって、「人のセックスを笑うな」とはついに言えず、「人の・・・ぉ・・・」ってそれだけようやく言った。
こういうタイトルはそれを発する瞬間、飲み込んでしまうともー駄目だ。
「セックスと嘘とビデオテープ」のときもとっても困ったことを思い出した。
(「シックスセンス」を観に行ったときに「シックスナイン」だか「セックスセブン」だか混乱した挙句に「セックスセンス」とあせって言ってしまった恥ずかしい思い出もよぎる)
タイトルに「セックス」と「シックス」が付くのは、だから自宅鑑賞にしなくちゃいけない、と深く実感した次第よ。
チケット買うとき、そんな風にしょうしょう問題のこの映画、それでも観に行ったのはキャストの顔ぶれにすごくひかれたからだった。
その期待に違わず俳優陣は好演でした~。
だけど、
まったり~な映画も、淡々な映画も、長回しな映画も、好きなんですけどね、
この映画に関してはそれが魅力的に光らない、退屈な映画だったといわなきゃならないのがちょっと残念ね。
それでも席も立たずに最後の最後まで見通したのは、ひとえに役者の魅力のおかげ。
あと原作の設定の面白さのおかげ。
永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾、脇で登場のあがた森魚、温水洋一、桂春團治・・・・役者さんたちは皆さんとっても良い感じんなの。
現実べったりからすこし浮遊した存在感を醸しながら、台詞に頼らず、身体性でみごとに存在してみせるのね。
だから始まりは面白く観てるんだけど。
ところが演出力というか映像がだんだん息切れしてきてしまうのかな。
中盤以降は風船に穴があいてしまったようにしぼんでしまう。
映像的に力尽きていくのに反比例してどんどん存在感を増す蒼井優ちゃんのおかげで後半、こっちはようやく乗り切った感じかな。
そのてんですごくレベルの高い俳優さんたちだった。
それにしても映像が。。(^^;)
シンプルでナチュラルなふりしてるけど凄くあざとい退屈な映像は既視感感じるほどで、(て辛辣すぎるかな、すみません)
どこかで観たようなものの狙い撃ち過ぎじゃないかしらって思ってしまったわ。
役者と設定がすごく良かっただけに、そこのところが。。。
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