「トランスフォーマー/リベンジ」の記事加筆修正したくなったが・・・前回、CG技術の発展をメインテーマ、想定した観衆の年齢層についての話題をサブテーマに感想文を纏めたが、アップした後に、自分の書いた内容について割り切れない気分になった。本文に加筆修正しようか迷ったが、前回の考えも素直な観賞後の感想なので、+アルファーで簡単に付け加えることにした。
やはり、わりきれなかったのは、遺跡破壊と米軍賛美の部分。まず、後者から。上海でNESTなる米軍のセクションに位置づけられた地球防衛軍が活躍するのは、ほんとうに荒唐無稽だが、ヨルダンやエジプトのロケシーンとなると、政治的にみても微妙な地域だけに、あれほど縦横無尽に米軍が活動するのは、観たあとに割り切れない奇妙な気分が残った。前者については、ピラミッドの中に巨大なレーザー砲のような装置が古代から隠されていたというあたりは、荒唐無稽で面白かったが、正義のためとはいえ、壁画の後ろの空間の謎を調べるために、手前の壁画を破壊してしまうあたりは、ストーリーとして、やはり、いただけない。正義のためならば、文化財の破壊もやむなしという思考のスキーマを子どもたちに刷り込んでしまうからだ。
まさにアメリカグローバリズムの疾走感が、この映画を支える快感の源であると同時に割り切れない気分を残す原因でもある。教育的な観点から言えば、正義感の強調や協力心の賛美など、昔ながらの、基本的には奨励される筋立てもあるので、まあ、全体としては、功罪あい半ばする魅力的な映画ということになろうか・・・・。
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