124号 14:252階にいるはずの私が隣の部屋に戻ってきているのに皆は気づいていないようだった。
私は庭に出て124号のためにノートの四角いマスに沿って、細い筆でもって上下いっぱいいっぱいの縦が長い丸と、マスの角の対角線に一本線を引っ張って左上と右下に分けて三角を描いた。繰り返し繰り返し描いた。土色でゆっくり描いた。そうすれば、124号が落ち着くと私はわかっていたから。みんなが外に出てきてそれに気づいたから、私は124号のために描いていること、そうすれば124号はまた戻れるかもしれないことを、わざとたどたどしく話した。
124号は凄くいけない事をしたのだけれど
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