どろろ原作:手塚治虫
映画館では、観なかった。
今日のTVで、初めて。
自分は一体何者なのか。
心ひとつで生まれてきた百鬼丸。
その肉体を取り戻すために
妖怪を退治しながら旅をする百鬼丸と、
そんな百鬼丸に心を引かれ
旅を共する事にしたどろろ。
戦争に明け暮れる人々。
人間とは何か。
争いとは何か。
そんな中、どろろが百鬼丸に対して発する
世界へ向けているとも取れる
メッセージの強く宿る言葉たち。
生きること。
それらから泥臭く、鋭く響いてくるのは、
人間同士の、こころの結びつきや
家族愛。
親に素直に、ただ感謝出来るって状況は
それはそれで
この上ない幸せかもしれない。
蟠りのカケラ一つも無いなんて
幸福以外の、何モノでもない気がする。
その事実に気がつけば、また感謝。
現代にさえ、
これだけ色褪せないどころか、
むしろ、必要と思える作品。
手塚氏が、この作品を生んでから
どれだけ世界は
動いたのかな。
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