「KMKM第三弾」~スーパーで視かけた娘~

 「あっ!」と思った。

 スーパーマーケットにいる女性の大半はオバさん。そんな中だから若い娘は目立つ。
 しかし今回視た彼女は、もしナウい街角で視かけたとしても、振り向かざるを得ないであろう可愛さ度を持っていた。
 そうさな…、北陽の伊藤ちゃんをやや猫目っぽくして、髪の毛をもっとシャッとした感じ。商品棚を視つつ、「今夜は何しようかなっ」って感じの、笑っているようにも視えるその表情にキュンとなった。
 ストーキングを開始しようとした時、ある違和感に気付いた。
 「何かおかしい…」
 そう思ったその刹那、彼女に背後に眼鏡をかけた羽生名人を今っぽくしたような男が近づいて行った。「危ない!!」とそう叫びそうになる前に、先程彼女に感じた違和の正体に気付く。

 そう、彼女は買い物カゴを持っていなかったのだ。

 そしてナウ羽生(あだ名)はカゴを持っていた。そう、彼は彼女の彼氏…あるいは夫だったのである。服装の感じ、からおそらく既に夫婦である、と私は理解した。

 「儚い夢だったな…」と肉コーナーの前で苦笑しつつ、彼女らの後ろ姿を視送った。

 少しでも彼女の余韻を楽しもうと、先程彼女が眺めていた棚の場所に僕は立った。

 そこには「マロニーちゃん」があったよね。



 マロニーちゃん(あだ名)とナウ羽生さん(あだ名)………お幸せに!!

KMKMシリーズ
2009/03/13




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