アオダイショウ 1
先日、知り合いのKさんからこんなお話を伺った。
『先ほど犬の散歩をしておりましたら、遊歩道脇の小川を一匹の
アオダイショウが悠々と流れておりました。体長2mほどの立派
なやつでした。「こんなのがいるようなら、この辺の自然もまだ
大丈夫だわい」と思ったしだい。泉谷公園には、ヒバカリという
小さなヘビもいます。』と。
そういえば、以前我が家にもアオダイショウがやって来たことを思い出した。
一昨年の6月~8月のことだった。
我が家の玄関の軒下にツバメが巣作りをし、雛が産まれた。
そんなある日次男が、「アオダイショウが玄関のアプローチにいて、入りにくかった。」と言って帰って来た。できれば蛇などに会いたくない私は、その時は見に行かなかったし、その後も空中に視線をおきながら素早く通過するよう努力した。
しかし、翌朝主人が出勤しようと玄関ドアを開けると、やはりいた。彼は、そこにある中で一番高さのある植木鉢の木から軒を支える柱に移動しようとする形で静止していた。彼が上りたいその柱にはツルツルの薄い石が表面に貼ってあってどうもそれ以上は上れないという様子だった。上りたいが上れない、しかし諦めないその彼の狙いがツバメの雛であることは明らかだった。
彼がそんな状態にあったので、捕まえるのが比較的簡単だったようだが、主人が捕獲成功。
ファスナー付きの布のバッグに入れてくれたは良いのだが、会社の時間があるので私が泉谷公園に送ってあげることに。
デジカメを子どもに構えさせていざファスナーを。
ファスナーに手を掛けた途端に布から棒状の物が突きあがってくるのがわかり、5ミリ開けたかどうかというところで彼が顔を出し、堪りかねた私はバッグを放り投げてしまった。もはや彼のスピードに私の動体視力がついていけず、かろうじて彼の尻尾が草の中へと消えていくことを確認できた。
子ども達もその間棒立ち状態だった。
デジカメが無駄な持ち物であったことは言うまでもない。
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