火垂の墓制作年度:1988年
監督:高畑勲
放映当初は泣いたし、意地悪おばさんに憤慨したものなんだけどね。
父親が病気で無職になり、母は知的障害の妹抱えて働けなくて
私の稼ぎが一家の生計を担い始めた時に見たら意地悪おばさんの気持ちの方が痛いほど解ってしまった。
人を養うって大変なんだよね。それこそ自分は我慢の連続ですよ。
おしゃれは二の次。まずは家族のご飯と医療費捻出。
まだ20歳になったばかりの頃の私。服も欲しかったメイクもしてみたかった。
でもね、それ買ってたら家族がご飯食べられないから。
意地悪おばさんはその我慢すら食料の我慢だったわけですよ。
家族のご飯を確保するのも難しいのに、自分達すらお腹いっぱい食べられず我慢しているのに、働かない食べるだけの子供が2人。
そりゃ、意地悪もしたくなるよなぁと。
そう考えてしまうと兄のとった行動はけして褒められるものじゃないなと。
自分の14歳を振り返ってみたんだけど、あそこまで幼稚じゃなかったと思う。
まぁ、自分の場合は特殊な環境下にあったからかもしれないが。
(それこそ、妹のことネタにいじめてくる幼稚なヤツらから妹と自分自身を守るには強くならなきゃ!だったしね。)
家でごろごろしている間に働き口を探すとかすれば少しはおばさんの態度も違った筈。
働き口が無いなら、せめて手伝いくらい申し出ればよかったのにね。
自分が14歳の頃、親戚の集まりがあったりすれば言われる前に手伝いを申し出る分別は私は持ってたぞ。
14歳はけして何も出来ない、わからない子供じゃないよ。
妹を全力で守ろうとしていたのは分かる。
分かるが、あまりにも無知過ぎる。
当初は感動した筈なのになぁ
歳を重ねるごとに感動出来ずに冷めていくんだよなぁ
困ったものだ…
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