アルガン油(アルガンオイル)○アルガン油(アルガンオイル)
アルガンオイルはモロッコ南西部に生育する樹木アルガンツリーの果実の種子から採られる植物性油である。モロッコでは古くから、サハラ砂漠の先住遊牧民(ベルベル族)の間で料理屋薬用・美容目的として使われてきた。伝統医学におけるアルガンオイルの薬理効果としては、(1)食用効果としてコレステロールの低下や抗酸化作用、(2)美容効果としてシワの予防や肌・髪の栄養補給・保護・柔軟化・再生作用、(3)皮膚のトラブル改善として水疱・湿疹・ひび割れ・火傷の治療など、(4)疾病予防効果としてリューマチ・関節痛の緩和など、が挙げられている。
アルガンオイルの成分組成はほかの食物油脂同様、オレイン酸(43.2%)、リノール酸(38.1%)、リノレン酸(0.1%)などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれているが、特異成分としてオイルの約1%を占める不鹸化物に特徴がある。それらは、(1)トコフェロール(ビタミンE)がオリーブオイルの2~3倍含まれており、老化の原因とされる過酸化脂質が作られるのを防ぐ、(2)植物油には稀にしか存在しないδ-7ステロールが含まれおり、ニキビや脱毛症の予防効果がある。(3)傷の治癒効果や肌保護効果、抗感染症効果があるトリテルペン類が180mg(100g中)含まれている。(4)カフェイン酸やオロロペインなどのポリフェノール類が豊富、などである。また伝統的な製法で作られるいることから、スローフードとしての評価の高い。
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