殺意三題ただでさえ蒸し暑いこの季節に、神経逆撫でされると、暴れたくなるものです。そんな物騒なお題を三つ。★は殺意ミシュランです。
その一 「イケスカナイお嬢さん」 ★☆☆
とある休日、丸の内は横浜西口を東急ハンズに向かってテクテク歩いていました。この通りはなんちゅうか、渋谷センター街の縮小版みたいな様相を呈しています。ゴミがたくさん落ちていて、えもいわれぬ悪臭が立ち込めていて、頭のネジがゆるーいカンジの人種が闊歩しているのです。
丸の内の前を歩いていたミニスカートのお嬢さんが落し物をしました。ピンク色のキラキラ光る紙ケースのようなものです。
すぐに拾い、「落としましたよ」と告げたところ…、「それ、ゴミだから」との仰せなり。
イ、イケスカナイお嬢さんだぜ!こんにゃろ。
その二 「なれなれしーオトコノコ」 ★★☆
都内某所のアイリッシュバーにて。
買い物帰りにふらっと立ち寄り、ギネス、キルケニー、ボウモアと飲んでいました。ココはデカイ図体の英国出身ニイチャンがカウンターにいるのですが、なかなか楽しい雰囲気なのでたまに一人で飲んで帰ります。
で、ボウモア12Yをストレートでチビチビ味わっていたらですよ、キレイな顔のオトコノコがスカしたカンジで隣にやってきたのですよ。ほえ?
「おねえさん、ひとり?」
「(お、おねえさん?おいこら、なれなれしーぞ!)ひとりですが」
「隣で飲んでいい?」
「ご自由に」
フツーに小奇麗なコでした。色白で髪の毛は染めてなくてポールスミスみたいな柄のカットソーを着ていました。ちょっと小柄。
「それ、ポールスミス?」
「違う、ポールスミスもどき」
「もどきかぁ」
などと他愛ないお喋りをしていました。そのコは何かのソーダ割を飲んでいました。21歳なんだそーですよ、ハイ。
「ねえ、おねえさん、これからボクとお酒飲みに行かない?」
「はあ?」
「そのあと、ボクをスキなとこに連れて行っていいし」
「は、はあ?」
「ボクお金あんまり持ってないんだ」
「うへあー!」
タカリかよ!いかげんにしろボケ!サッサと電車でウチ帰れ!
その三 「緑色の悪魔」 ★★★
「今日はかったりーからデパチカで何か買って帰ろーっと」
仕事帰りに横浜そごうまで足を伸ばしたある日の
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