『いろはの - 衣 -(その2) 』ここ数年の街で見かける高校生の格好、主に通学服の姿にはまったく首を傾げてしまう。
男子、ズボンを尻まで下げて穿き、安い柄パンを見せ、裾はカカトを引きづっている為、汚れ、シミ、そして擦り切れてボロボロになっている。
革靴のカカトも踏み潰している。
冬はジァケットの下に大きいセーターやカーディガンを着込み、袖などから12,3センチはみ出させている。
そして汚れている。ような気がする。
女子はプリーツスカートの下にスウェットパンツ。靴は男子と一緒でカカトを踏んでいる。
化粧をしている顔は厚く塗られていなければいけないすっぴんも眉毛が抜かれ、顔色が悪い。
そして汚い。ような気がする。
ルーズフィット、ミスマッチなどファッション用語にもあるだろうけれど、これらを僕はいただけない。
学生服はビシッと着るのが、格好よい思っていた。
僕は中学も高校もツメ入りの学ランだったので、(元を糺せば軍服なのだけど、)だからこそピシッと着て当たり前、その着こなしがカッコイイと思っていた。
軍人になりたいと思ったことはないので、真などはなかったけどね
着こなすといえば、下町育ちの僕は浴衣なんかを着る機会もあり、これこそピシッと、そしてさらりと(ルーズフィット?)着こなしたい。
頭は短髪が好い。
浴衣といえば、ダボシャツに猿股。(いわゆるステテコだ)
これは夏のその着心地を味わってしまうとホント病みつきになる。(背広の下には着ないけどね)
肌触り、風通し、身の動きが楽で、
まぁこれは、お祭り好きの先輩(師匠)に教(おす)わった肌着屋さんのそれが、品物が良いからだけど、細い糸の綿生地が自分の身体を緩やかに覆ってくれる。
生地も他にも麻や絹など高級品もあるけど、その肌着屋さんのオヤジさん曰く、
『綿は綿下、絹は絹下』
と、
羽織る着物の生地に合わせて、同じうに合わせて肌着を着けるもの、らしい。
肌触極細柔 肌触り、決め細やかにしてしなやか也
風抜如木陰 風抜けること木陰のごとく
即絶縁湿気 すなわち湿り気と縁を断つ
肌着といえば、昨シーズン長袖シャツを買って着た。
買ってきたのは家内だけど、この歳でこの年にそんなシャツを着ることになるとは思ってもみなかった。
なぜなら格好悪すぎるからだ。
小学生の頃こんなのものを着ていたら風邪でもひいていなかったら馬鹿にされて、仲間外れの的にでもなっていたかもしれない。(そう思っていた)
しかし恥ずかしながらそのシャツを着て
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