戦士の休息試合中に受けた技で、命を落とした三沢光晴氏。
奇しくも数日前、公開中の映画「レスラー」を観てきたばかりだったオイラは、
言葉を失うほどの衝撃を受けた。
これは、年老いた一人のプロレスラーの物語。
全盛期の面影は失せ、傷ついた肉体は崩壊寸前。
ある日、ついに限界に達した彼は心臓発作に見舞われ、
大手術の末に一命を取り留める。
二度とリングに上がれないと医師に宣告された彼だったが、
闘うことでしか生きて行けない彼が他の仕事に馴染めるはずもなく、
ついに復帰を決意する。
試合前、マイクを握った彼は、観客に向かって叫ぶ。
「誰もオレに"もう止めろ"なんて言う権利は無い。オレに止めろと言えるのは、
オマエたちだけだ。オマエらは、オレの家族なんだ!」
試合中、再び発作を起こす彼。
もはや力尽きているはずの身体でコーナーポストに登り、対戦相手に向かってダイブする。
最後の大技は極まったのか?
彼の命はリングに散ったのか?
それは誰にも分からない。
エンドクレジットで流れる、ブルース・スプリングスティーンの歌が涙を誘う。
人々の傷や痛みを引き受け血を流す、崇高なる戦士たちよ。
せめて今、安らかなる休息を・・・
のんびり犬![]()
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